はるゆる日記

好きなものを好き勝手に語ります

夢小説① ーそもそも夢とはなんなのかー

アニメ・漫画などの架空の世界観等(注1)にオリジナルのキャラクターを登場させ、架空のキャラクターとの恋愛や日常生活を楽しむ二次創作物。小説の場合は「夢小説」イラストの場合は「夢絵」となる。

(注1)実在するアイドルや声優も含む。これらは生物ジャンルに分類され、漫画媒体等の架空のキャラクターを対象とする作品よりもデリケートな扱いになる。

 

どうもこんにちは。最近チャットアプリでお遊びをしていたら、「こんばんわ」と言っただけでチャットを終了させられたハルです。現実って世知辛い。

今回から、そんな現実から逃避するのにうってつけな創作物。夢を解説していきたいと思います。

いうまでもなく、独断と偏見に満ち溢れた解説です。これが夢の世界の全てだという認識はしないでね!!あと過激な意見はしないから、過激な意見よこすのはやめてね!!間違ってたら素直に謝罪しますんでほんと勘弁してください。

 

 

冒頭に書いたように、夢っていうのはそのままの意味で、もっとざっくりと言ってしまえば、妄想です。

創作物なんて全部妄想やんけ!と言われてしまえばそこまでなんですけど、夢の特徴は「自己投影できるオリジナルのキャラクター(≒自分)」を登場させること。

つまり、「キャラクター×自分」といった夢のような空間を妄想することなのです。

といっても、現在は細分化されており、少し事情が違ってきています。それは後ほど。

ひとまず、根源的には「キャラクター×自分」の妄想といってよいでしょう。この点がいわゆる二次創作(架空のキャラクター同士の恋愛・日常を扱う作品)と異なっている点だと思われます。

今後、いちいち登場させるオリジナルキャラクターっていうのが面倒なので、夢主と表記します。夢主とは、夢でメインとなるオリジナルキャラクター。つまり、夢の主人公の略称です。

 

では、夢とはいつ頃から存在しているのか。

そんなもの私にはわかりません。

江戸時代にはファンアート・二次創作的なものは存在していたと言われていますし、一緒にするな!と怒られてしまいそうなことを承知で言えば、鎌倉〜平安期には「本歌取り」という形で元の作品の一部を引用する、という二次創作と同じような楽しみ方がありました。

夢という存在はなかったかもしれませんが、その時代から夢的な妄想を楽しんでいた人はいたのではないでしょうか。

私の場合、夢の存在を知る以前から「あのアニメの中に自分がいたらこうするのに」という妄想をしていました。後から夢の存在を知って、私の妄想は夢だったのか!と衝撃を受けたことを覚えています。

あなたの妄想が夢だと気付いたその瞬間から、あなたも夢好きの一員です。いらっしゃいませ夢の世界へ!

 

さて、上記にて、「現在は細分化されており、事情が少し違う」と述べました。

その理由は、夢主が自己投影させるものだけではなくなったからです。

現在、夢は大きく2つにわかれていると私は考えています。

つまり、

①夢主が自己投影できる(≒自分) →元来的な夢

②夢主が自己投影できない(≠自分) →名前変換小説的な夢

ということです。

新たに名前変換小説という言葉が出てきましたね。字面そのままの意味なので解説も何もないのですが、要するに「オリジナルキャラクターの名前を変更できる小説」です。そのままの意味でしょう?

 

ちょっとここら辺から夢小説界隈のことしか知らない状態になってくるので、夢小説の話とさせていただきます。夢絵とか夢漫画の世界のことはイマイチわかってないというか、夢の世界って夢小説が主流だと私が勝手に思っているのでご容赦ください。

 

これがどういうことかといいますと、自己投影できないほど非常に設定が凝った・練られた夢主が増えた。ということです。

単にお金持ち設定・容姿端麗設定、架空のキャラクターと兄弟設定、というのはよくあることだったのですが(乙女の妄想なんて基本美化してなんぼなので)、爆発的にファンタジーな漫画(某黒の教団とか某死神とか)が人気になると、それに合わせ特殊な設定を盛り込んだ夢主が多くなったのです。

当時、夢小説仲間とこんな話になりました。

「設定が細かすぎて自己投影できる余地があまりない夢主は、果たして夢と呼べるのか」

そう思ったのは私の身内だけではなかったようで、その時代ぐらいから名前変換小説という表現をする夢書きさんが増えたように思います。

私もその一人です。

設定盛り込み過ぎてる夢主は、それはそれで大好きです。大好物です。美味しくいただきます。

 

ぶっちゃけると、どんだけ設定盛り込んでようが、全部夢の世界!妄想万歳!という点は共通しているので同じといえば同じですよね。

だからこそ、夢っていう大きなひとくくりの中で、①と②のパターンに大きく分けられる、という認識をしています。

 

上記の理由から、①のパターンだろうが、②のパターンだろうが、夢といっていいと思います。私が細分化というか、ジャンル分けをするのが好きなので、勝手にパターンあるよって言ってるだけです。

あと、全部が全部自分を投影させてるわけじゃないよ、って話をしたかった。

 

 

長くなってきたのでここらで区切りをつけようと思います。

次回は夢のジャンルについて!これまた好き勝手語るよ!

気が向けば、次回もどうぞよろしく。

 

 

※これらの意見は一夢好きによる独断と偏見に溢れたものです。悪しからず。